回顧

今週は1人気だと思って評価を下げたレキシントンブルーにあっさり勝たれた上、勝負Rにした日曜の中山は雨で馬場が全く想定と違う等不調でした。

スプリンターズSはテンションの高い馬がおらず難解でイン差し馬場にヤマを張ったのですが、当日の雨で完全な前残りだったので仕方ないでしょう。先行馬で走れそうなのは勝ち馬くらいだったので、前日段階で多少は評価してもよかったかもしれません。個人的には重得意のサニングから勝ち馬への馬連も買っていたのですが、普通の不良馬場のように馬群がばらけず、いつも以上に内に馬群が固まり、内の差し馬にはどうしようもないちょっと特殊なレースになりました。デュランダルは大外を廻されて間に合わない想定だったのですが、差し馬は大外を廻すしかない馬場だったので何とか2着にこれたということです。

シリウスSは前残り馬場にHペースの厳しい流れということで落とし所が難しく、差し馬で一番前で動けるインタータイヨウを本命にしたのですが、実際はもっと前での決着でした。勝ち馬はテンションは高かったのですが、格上げで初距離への延長とかなりきつい条件だったので、それ以上に前残りの馬場だったということでしょう。このレースもかなりの特殊馬場だったので差し馬は凡走でも全く気にしなくてよいでしょう。

札幌2歳Sは集中状態で時計を詰める可能性のあるセイウンビバーチェを本命にしたのですが、ちょっと能力的に足りずの3着でした。札幌も外伸び想定だったのですが、ローラーを掛けたらしく前残りで、早めのペースで逃げた馬がそのまま残ってしまいました。勝ち馬は延長を気分良く逃げて変わった後の格上げ延長なので、前走よりかなりの前残りの馬場になる助けがないと走れませんから。2、3着馬では3着馬の方が巧く乗られていたので完敗です。2着馬の能力が2枚位上だという見方でいいでしょう。勝ち馬はアドマイヤベガ産駒なのですが、ききょうSの勝ち馬含めなかなか戦う意欲が強く、柔らかさもあって面白いです。ちょっと体力がない感じで14，18ベストなのでしょうが、牝馬なら多少は期待できそうです。