G1展望など

2004年10月19日
今週も台風が来るので週末の天気が微妙です。菊花賞も比較的得意なレースなので是非とも当てたいところです。

菊花賞は全馬距離延長の過程となるので、距離延長への対応力と3角からいい脚を長く使えるスピードの持続力とスタミナが問われます。とまぁ、世間のイメージと実際に連対している馬の傾向にあまり差がないので基本的には荒れないレースと見ていいです。ただ、近年は両トライアルが高速馬場で18に近いレース質になるので、ここで高いパフォーマンスを出した馬は中距離適性が高すぎて本番では凡走する可能性が高いです。

コスモバルク
ダービーで大きくパフォーマンスを落としたように本質的には18ベストのスピードタイプでトライアルは条件向いた。ベストショックでレコード駆けの後なので当然反動は出る。当日の馬場がかなりの内伸びか、皐月賞並の超スローでないと苦しいだろう。

ハーツクライ
トライアルを差し遅れたのは悪くない傾向。延長適性もあるが、菊花賞でここまで徹底した追い込み馬の連対はないのが不安。ダービーで好走したようにやや瞬発力よりなので、他馬の破綻待ちである。スローで内から差せば勝ちきる可能性も多少は。

ハイアーゲーム
同血統から菊花賞馬を出しているように、スピードの持続力とスタミナを兼ね備えたタイプで条件は合う。右回りの連対がないのは、3戦ともローカル質なレースだった為で仕方ない。ストレスなく差しにも廻れるし、スローなら自分から捲れる有利さもある。ただ、休み明けの馬体が妙にこじんまりとしていたので、叩いてさらに硬くなっていなければいいが…

スズカマンボ
ハーツクライを少し軽くしたタイプ。休み明けで高速20を好走したのでここは反動で動けないだろう。

オペラシチー
高速阪神20を負けたのは悪くないステップも、ローカル20をレコード勝ちしているように、ローカルベストで前走は単なる能力差の可能性もかなり高い。母父がやや引き締まったタイプだし、父産駒の長距離適性はオペラオーのイメージほど高くないのも買いにくい材料。人気薄なら買いたいが、穴人気だとあまり妙味もなく。ちなみに20までしか経験のなかった馬はラスカルスズカの3着が最高で。

とりあえず◎ハイアーゲーム、▲ハーツクライ、△オペラシチーは決定。基本的にはペースにかかわらず先行馬は走るので○に先行馬をいれたいが、バルク以外の先行馬がいかにも貧弱なので難しい。

富士Sは高速マイルでばらけて苦手なレースなのでやりたくないのですが、とりあえず14適性、ダート適性のあるタイプを買いたい。しかし、メンバーにそういうタイプがいないので困っています。
休み明けでも走りやすい軽いレースなのでエイシンツルギザンあたりが本命候補か?差し馬場ならイーグルカフェも走りそうだが…

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