回顧

今週は雨の影響もあって不調でした。今年も小倉開催は好調でしたが例年のような爆発はしなかったような気もしますが…。

新潟は先行馬が外に出てくるほど内が荒れて引き続き難しい馬場でした。直線は外枠しか間に合わない馬場だったのでこっちを予想するべきだったと少し反省しています。

土曜メインは位置取りショック後のトウショウギアが少頭数とはいえ内枠だったので揉まれて投げ出す方に賭けてみましたが全く問題なしでした。この馬は闘争心が強く連荘気味のリズムでもあったのでこの結果は仕方ないでしょう。リンガスローレルは叩いて上昇してくるかと思ったのですが案外でした。今後は均衡気味のリズムを刻んでいくものと思われます。

新潟2歳Sはニシノフジムスメを本命にしました。14続きという欠点はあったものの、先行から上がり最速を出して圧勝なので差しに回ればまず崩れない過程でした。勝ち馬は別の機会にとりあげますが、タキオン産駒で人気先行の感もあり評価を下げました。追込勝ちからの格上げだと今回は揉まれると危険で前回以上に追込み馬場にならないと投げ出す可能性が高く、1人気ではこの程度の評価しかできないでしょう。まとまり系のコスモに先着した2頭はまずまずの評価です。今後も条件揃えばトライアル位までは勝負になるでしょう。

小倉は荒れ馬場で先行馬も外に出してくる上にローラー効果で妙に時計も速くお手上げでした。

土曜は芝12の最終Rを勝負としました。先週までの外差し馬場ならテンシノダンスが差しに回って勝ちきるはずでした。ただ中間の情報から前残りの可能性もあったので単複としたわけです。勝ち馬は距離短縮で激走した後で通常だとかなりつらい過程なので無印としましたが、あっさり勝たれてしまいました。それだけ摩擦のない特殊な馬場だったということでしょう。

小倉2歳Sは先週までの差し馬場ならばゴウゴウキリシマで自信があったのですが、土曜の結果を見た後ではさすがに勝負はできませんでした。それでも本命にしたのは超人気薄だったのとローラー効果が薄れて外の差しが復活する可能性に賭けてのものでした。レースは雨もあったので前日よりさらに酷い前残りでどうしようもなかったです。本命馬はただ1頭差して来ただけに馬場が嵌っていればと思うと残念ですが。勝ち馬は重得意な血統なのと前残りの特殊馬場の恩恵があったので今後はちょっと苦しいでしょう。レースレベルはあまり高くなかったと思います。

札幌は相変わらずフラットでいい馬場なのですが面白い臨戦の馬がいなかったので勝負Rは無しでした。来週以降もいい馬がいれば勝負する予定です。

エルムSはこれといっていい馬がおらず、厳しい流れで休み明け組がレースを投げ出すことに期待しての予想でしたが、あっさり休み明けの2頭に走られました。勝ち馬は闘争心が強すぎて休み明けはそれほど得意でもないのですが、北海道が合うのでしょう。上位2頭は疲労には弱いですが、揉まれない条件が巧く揃えばもう少し上でも戦えるでしょう。

日曜メインは少頭数の上に走れる馬も少なかったので特にコメントはないです。カラメルアートは接戦後で疲れやすいテイオー産駒ということで評価を下げたことくらいでしょう。勝ち馬も使い込みには弱いので今後は硬直化が心配です。