回顧

今週はG1は堅い決着で外したものの土曜の勝負Rを久々に馬単1点目で当ててまずまずでした。京都は馬場が荒れすぎて先行馬も残るようになってきたため当たりませんでしたが、来週から開催変わりなのでまぁいいでしょう。今開催はかなり苦戦したので中山に戻って巻き返したいところです。

フェブラリーSはHペースになりそうなのに差せる馬が上位評価した4頭位しかいない組み合わせでちょっと楽しみなレースでした。しかも人気の2頭はそれぞれ休み明け、連続好走後と万全ではなかったので巧くいけばかなりの配当になるかと思ったのですが…。

本命のタイムパラドックスは高齢と距離実績のなさで異常な人気薄だったのですが、過去2年のフェブラリーS凡走は接戦後と不良の前残り馬場と明らかな理由があったので特に気にはなりませんでした。本来はHペースを差す形がベストなので今回はHペースで自然に差しに回るはずだったのですが、一昨年のJCDの武のような出し抜けを狙ったのか最内をついてしまいダメでした。さすがに8歳馬がHペース短縮で馬群を割るのは無理だったということです。直線で前が詰まって脚を余しだだけに残念です。変な工夫をせずに枠なりに勝ち馬の後をついてきてくれればよかったのですが…。もう自分から動くと辛い状態なので、今後は流れの外から追い込めるか弱い相手でないと苦しいでしょう。
カネヒキリは休み明けで短縮の忙しい流れだとどうかと思ったのですが、これだけペースが上がれば外も有利だったようです。揉まれると本命馬同様危なかったのですが、その辺は考えて乗られていました。どちらかというと延長で前へ行った方がいいでしょう。
シーキングザダイヤは疲労はあったのですが3番手以下はそれほど速いペースでもなかったのとダート馬の中では集中力のあるタイプなのでなんとか踏ん張れました。先行できるので地方でも走っていますがどちらかというと軽い馬場向きでしょう。さすがにそろそろ休ませたいところです。
ユートピアは離れた3番手で実質単騎に近い形になったのと他に差せるだけの馬がいなかった分残れたということで特に強調するほどの内容ではなかったです。
タガノゲルニカは疲れがあった上に大外では仕方のない敗戦でした。馬群割れるタイプなので疲労がなくて内枠ならG1クラスでも通用するでしょう。
ヴァーミリアンは短縮も強い相手も向かないので仕方ないです。エルコン産駒でリズムを崩すと立ち直りにくいので次のレースは注目です。
リミットレスビッドは距離でしょうか。凡走後の短縮で14以下ならまた走ってくるでしょう。
凡走した人気馬は上にあげた通り理由があるので巻き返しに注意が必要です。

京都記念はシックスセンスが休み明けで外伸び馬場で内枠とそれほど条件があわなかったのでサクラセンチュリーを本命としました。こちらの方が速い上がりを出せそうだったのですがスローを先に動いた分最後甘くなってしまいました。武はこういった勝ちきれない（＝闘争心の薄いSS産）タイプの操縦が異常に巧いのでこ困ります。普通のジョッキーなら2着で3連単が当たっていたと思いますが…。3着のマーブルチーフは馬場があっただけで上位2頭だけのレベルが高かったということでしょう。上位2頭はG1ではちょっと足りないでしょう。

クイーンCは集中状態のコイウタ位しか多頭数マイルをこなせる馬がおらず、仕方なく本命にしました。予想の通り勝ってしまったので勝ち馬以外のレベルはかなり低いでしょう。2着馬は府中向きでもないので逃げられなかった後はしばらく注目です。3着馬は馬場があうので評価するかどうか迷った馬だったので見せ場を作った時には一瞬アセりました。スローで内の先行馬はかなり有利だったのでちょっと評価はできないですが。勝ち馬は例年なら足りないのですが、今年のレベルだとまだわからないです。トライアルで2歳チャンプをあっさり負かすような馬がでてくればいいのですが。

他では土曜東京10Rを勝負としました。
本命のチョウカイロイヤルは格上げ圧勝＋内枠で先行→差しのショックまでつけてかなりいい過程でした。今年に入って何度も当ててるパターンなので今更説明の必要もないでしょう（笑
もう少し距離が伸びても走れそうなので楽しみです。
2着馬も短縮14はベスト条件で鞍上も内差し馬場を読んで巧く乗ってくれました。この反動はしばらく出そうですが。

他では注目のフラムドパシオンはなかなかの勝ちっぷりでした。クロフネ産駒らしく強い相手には向かなさそうですが量とパワーは抜けた存在です。この後はドバイのようですが、リズムを崩さずに帰ってきてくれれば今後が楽しみです。クロフネ産駒は量とパワーはそこそこなので後はどれくらい使い込みに耐えられるかでしょう。これでピークが長ければコンスタントにダートで活躍馬が出るでしょう。