回顧

今週は本命が複勝止まりだったり○▲での決着が多く不調でした。中京は思ったより差しが決まっていい傾向なのですが、中山が2週目で内有利な馬場だったのが気になります。あまり摩擦がないのか、本来馬群を割れないような馬が差して来ていたのでちょっと苦戦しそうです。阪神はやや内有利も想定の範囲内なので特に問題はないでしょう。ダートはほぼフラットで問題ないと思います。

弥生賞は人気2頭がそれぞれ接戦勝ち後、休み明けで前走より走れない条件なので思い切って評価を下げて巧くいきました。少頭数なので差し馬場ならこの2頭で決まったのでしょうが、内が有利な馬場なので荒れてくれて巧くいきました。

アドマイヤムーンは疲労はあるものの少頭数距離延長はベスト条件なのでなんとか我慢できました。右回りだとややスムーズさを欠く感じですが、ヨレた分サクラの進路を潰した形になって結果オーライだったようです。ただ、馬群を捌けないタイプですし疲れも残ったので、本番では外枠外伸び馬場の助けがないと苦しいでしょう。

グロリアスウィークは凡走後で疲労もなく、少頭数距離延長もベストなので本命にしたのですが、揉まれ弱いタイプなのでいきなり差して好走するというのは意外でした。土日を通じて揉まれたくないタイプの馬でも内差しが決まっていたので、摩擦もなくこの形が一番いい馬場なのでしょう。凡走後の距離延長で気分良く先行できる形がベストです。今日の感じだと追い込みに賭ける戦法もとれそうですが、それでも短縮で忙しくなるよりは延長の方がいいでしょう。

サクラメガワンダーはトライアルらしく最後方から脚を図ったような乗り方でした。重い差し馬なので叩いて良くなってくるでしょう。あまり馬群を割るタイプでもないので本番は外伸びの助けは欲しいです。

スーパーホーネットは条件も合わないし能力的にもちょっと足りないので、なんで人気だったのかよくわかりませんがこんなものでしょう。馬群は割れるのでローカルか中山16なら多少面白いかもしれません。NZTに行けばチャンスはありますが…。

本番ではやはりサクラが良さそうです。疲労を残したアドマイヤは逆転できるでしょう。他馬ではちょっと厳しい感じです。

チューリップ賞はタッチザピークのタイプを読み違えて完全に外しました。
タッチザピークは非力な馬体なので阪神16が全く合わない可能性というのもあったのですが（人気だと買いたくないとコメントをつけたのはそのため）、実際全くのパワー不足だったようです。2戦目までの差し脚はこのクラスでも抜けていたし、多頭数の競馬も経験していたので惨敗が故障でなければ、スタミナが全くないとしか考えられません。どちらにしても本番ではいらないでしょう。

アドマイヤキッスは差した経験がなかったので、休み明けで距離短縮だとどうか？というのと人気とのバランスを考えての無印だったのですが見事に走られました。外枠で揉まれないように巧く乗られたのですが、捲ったようにちょっとパワー寄りの馬で本番は合わないかもしれません。キレがないので馬群を割れない可能性も高いですし、休み明け激走の反動も心配なので本番では評価を下げるべきでしょう。

シェルズレイは前残りならこれが一番強力だったので評価しました。実際パワー型の先行馬に有利な馬場だったので順当な結果でしょう。やや疲労は残りますが、本番も緩い流れなら多少は面白いでしょう。

テイエムプリキュアは叩いた方がいいですし、もっと混戦の方がいいのでまずまずの内容でした。重い馬場での消耗戦になれば巻き返しがあるかもしれません。

ラッシュライフは大幅減だったように状態がいまいちなのでしょう。まずは馬体を戻さないと辛いです。

プリムローズヒルは血統的に強い相手向きでもないのでいきなりの重賞挑戦で投げ出してしまったのも仕方ないでしょう。外枠なので我慢できるかと思いましたが想像以上に淡泊だったということです。

今年の牝馬路線はかなり低調で新興勢力も出てこなかったので、このメンバーだとまだテイエムが上位でしょう。別路線から鮮度のある馬が出てくればいいですが。

オーシャンSは内の先行有利ならばコパノフウジンでかなり自身があったのですが、まさかの内田の強襲にやられました。

ネイティブハートは休み明けは悪くないですし短縮も苦手ではないのですが、もう多頭数12の内枠で馬群を割ってくるような闘争心は残っていないので、摩擦がなく内の差しが有利なかなり特殊な馬場だったということでしょう。

コパノフウジンは馬群を割れる臨戦過程だったので差して欲しかったのですが、ちょっと強気に仕掛けすぎてしまいました。佐藤哲Jとは個人的に相性が良くないのかなかなか思ったように乗ってくれなくて困ります（笑）。基本的に強気に乗るタイプなので差し馬は向かないのですが…。馬自身は父の傾向だと連荘期が終わると急激に硬くなっていくのでそろそろ危険でしょう。

シンボリグランは休み明けで出遅れたので仕方ないでしょう。内差し馬場だったので最後方から差は詰めて自力はみせましたが。叩いて集中してくるタイプでもないのと、連荘気味のリズムが終わったので本番でもあまり過信はできないです。

アイルラヴァゲインはいい加減差しに戻して欲しいのですが、横山典Jでも差さないというのは硬くなってもう差せないタイプになっているのかもしれません。3歳春まではマイルでも矯める競馬ができていたので差せると思うのですが…。差し脚ならスプリント路線ではトップクラスなので高松宮記念の本番候補だっただけにがっかりです。

マルカキセキは12ばかりを使われて均衡気味のリズムで期待値が低い状態です。実際スプリンターズS以来走る毎に指数も落ちていて今回はついに無印でした。いい馬なので休ませるか違う距離を使ってリフレッシュさせたいところです。阪急杯を使って欲しかったのですが…。

今年からトライアルになったのですが、本番が外差しで長目の距離適性が必要なレースなのであまり直結しない可能性が高いです。シンボリでぎりぎりといったところでしょうか。

中京記念はペースが上がりそうだったので捲れそうなオースミグラスワンを本命にしたのですが、Hペースを真面目に先行してしまい、捲りに出た2，3番手評価の2頭での決着でした。

オースミはグラスワンダー産駒らしく大跳びで小回りはどうか？という評価もあったのですが、パワー型で捲れるタイプなのでそういう馬場なら悪くないです。むしろキレ勝負の府中や京都より適性はあるでしょう。重賞ではも緩いペースを先行するか外伸びといった揉まれない条件がないと辛そうです。

ローゼンクロイツは菊花賞で好走したように体力勝負も悪くないので今日の馬場なら捲って正解でしょう。短縮の助けがあれば強い相手にも向かって行けそうで楽しみです。ちょっと疲れやすいので好走後は買わない方がいいですが。M的にはタイミングのわかりやすい馬でしょう。

マチカネオーラはスローで内を突けばといった感じだったので、外を捲ってくるのは想定外でした。体力が思った以上にあるのでしょうがちょっとローカル質なレースへの適性が高すぎる感じです。中央では18か超スローでないと辛い感じです。これだけ体力があれば長距離でも面白いかもしれません。いずれにしても強い相手向きではないので、今後は凡走後の人気薄狙いですが。

他では日曜中山10Rのニホンピロキースを勝負にしました。ここは全く条件の合わないサムライハートが断然人気だと思ったのですが、案外人気にならなかったので勝負にするほどでもなかったです。馬場も思ったほど前残りではなかったので失敗でした。

今週は桜花賞トライアルが東西で行われますが惑星登場となるかどうか…