回顧

2006年3月30日
今週は単勝があまり当たらなかったものの、G1の馬連が久々に当たり、そこそこでした。阪神がコース替わりで若干前残りになったのが響きましたが、中山は差しが間に合って引き続き当てやすい状態です。阪神も今週はフラットに戻ってくるでしょう。

高松宮記念は現在のスプリント路線のレベルを象徴するかのように、マイル路線組が上位を独占しました。予想もマイルからの短縮組を上位にとったように戦前から予想されたことではありますが。

勝ったオレハマッテルゼも14先行→12差しの理想的なステップだったのですが、12のHペース経験がないのと、本質的に差しタイプではないので3番手評価としました。当日は中枠から好位につけた馬が有利で、完全な差し馬場ではなかったのがよかったのでしょう。昨年の京王杯でも8点をつけたように強い相手に向かう形もいいタイプなので、好位から流れ込める展開になれば今後もいいと思います。量はあまりないので交互質になるのと、外枠や弱い相手では安定感がないので馬券的にはおいしい馬です。今後は名前的に人気になりそうですが…。

ラインクラフトは休み明け向きでもないのですが、マイルを掛かり気味に先行→外枠の短縮で差しの理想的なショックでした。間隔が開いた分と思ったより人気だったので同点対抗としましたが、順当に走ったというところでしょう。この馬は典型的なS系でストレスがない状態で短縮があると差せるので買うタイミングはわかりやすいです。次はかなり辛く感じるはずでよほど緩い流れで前が残らない限りは苦しいでしょう。

本命にしたリミットレスビッドは後ろから行きたいタイプで今まで芝では先行して結果が出ていなかったのですが、今回はD16差しからのショックだったので、間違いなく追い込みに近い差しになるだろうという判断からでした。思ったより前残りの馬場だったので弾けませんでしたが、極端な差し馬場だったら際どい勝負になったでしょう。能力的にはちょっと足りないのでまた短縮で差しに回る形が作れれば狙ってみたい馬です。

シンボリグランは12組では指数が高いのでおさえにしましたが、父産駒の傾向通り連荘期が終わっての巻き返しはありませんでした。前走が出遅れて馬群を割ったのでそもそも反動と前進の可能性は五分五分だったのでこんなものでしょう。今後は凡走後の短縮で人気薄でもない限りは買わない方がいいでしょう。

マルカキセキは前回も書きましたが、新鮮さを失って今回も予想通り指数を落としました。休ませるか違う距離でも使ってリフレッシュさせる必要があるでしょう。昨夏〜秋はかなり高い評価をしていた馬だけに頑張って欲しいですが。

マイルからの転戦組のおかげで何とかレベルを保った形ですが、今後もスプリント重賞はしばらく、新鮮な別路線組を中心にした方がいいでしょう。

日経賞はリンカーンが条件は良かったのですが、休み明けで断然人気では本命にしても仕方ないので、格上げで多少は新鮮なストラタジェムから入りました。

勝ち馬は休み明けなので何かあれば、と思いましたがきっちり仕上げられていて特に何もなかったです。馬自体は全盛期の柔らかさは失われてしまったので、硬質感の要求される中山が合うということなのでしょう。同血統のハーツクライも同じように変化している状態です。従って速い上がりが要求される京都は合わないでしょう。

ストラタジェムは格上げ向きで格上げ戦では常に評価してきたのですが、少し硬いタイプなので中山の方が良かったのでしょう。もう新鮮さはないので無理なのでは?という意見もありましたが、本命に評価したのはそういう点からです。他の競馬場でこの過程であればおそらく評価しなかったでしょう。

コスモバルクは折り合いが難しいので休み明けではコントロールが難しいのかもしれません。何かのショックを与えて気分を新鮮にして何とかといったところでしょうか。せっかく道営馬なのだから、地元で走らせる等のショックを与えても面白いと思いますが、しばらくやすませるべきだと個人的には思います。

勝ち馬は以外は低レベルでした。

毎日杯は特にいい馬もいなかったので前残りを想定してヴィクトリーランを無理矢理本命にしましたが足りませんでした。

アドマイヤメインは過剰人気なので買い辛いのですが、ここでも基礎能力は上だったということです。武が脚質転換を試みましたが、速い脚がないので、この形がベストなのでしょう。差せないのでこれ以上の相手強化は厳しそうですが。

2着馬はダートからのショックが決まりやすい馬場ということで何らかの印は付けるべきでした。今後のある馬でもないですが。
3着以下も特に注意すべきうまもおらずいまいちです。

他では日曜中山10Rを勝負Rとしました。
本命のビーナスラインは短縮なら折り合って変われるかと思ったのですが変わり切れませんでした。これだけショックを掛けても買わないということは今後は少頭数で弱い相手でもないと勝てないでしょう。
勝ち馬は連荘期だったので無印は失敗で反省しています。2着馬は休み明けから動けるタイプなので人気薄で密かに狙っていたのですが…。

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