スプリンターズS等回顧

先週は勝負Rは外したものの、久々に馬単2点目で万馬券が当たってまずまずでした。勝ち馬のニホンピロブリュレは上がり指数は常に上位なので追い込みが嵌る展開ならまた走ってくるでしょう。

スプリンターズSは馬場がわからないのでちょっと難しかったです。外の差し馬場なら8枠のSS2頭、雨なら先行馬ということで、本命にはどちらの馬場でもある程度対応できるタイプを選んだのですが、思ったより雨が降って完全な前残りになった分外しました。
勝ち馬のアストンマーチャンはすでに硬くなっているので、超高速馬場か不良でばらけて前残りとかなり特殊な条件下でしか走れないのですが、今回は見事に嵌ったということです。世間では強い3歳牝馬ということで評価されていますが、今後の期待値はかなり低いでしょう。サンアディユの方が逃げるかと思い無印にしましたが失敗でした。

サンアディユも勝ち馬と似たタイプなのですが、控えた分間に合いませんでした。行った者勝ちの馬場なので意識的に控えたのなら判断ミスでしょうが、おそらくトライアル圧勝の疲れでダッシュがつかなかったのでしょう。こちらも今後は前残り馬場でないと？といった感じです。

アイルラヴァゲインは前残りの展開を読んで早めに動いてくれましたが、本来はもう少し差し馬場の方が向いているでしょう。能力的には少し足りないので、このクラスだと距離短縮等で差させる形がいいと思います。12ばかり使われているので硬くなって徐々にパフォーマンスが落ちて着るのが気になりますが…。

キングストレイルは高松宮記念のような外差し馬場であれば突き抜けていたでしょう。あまり12を使い込むと硬くなるのでよくないですが、G1なら16より12の方がいいと思います。

スズカフェニックスは馬体減りで最速上がりも出せなかったように仕上がりがいまいちだったようです。マイルCSは合う条件なので間に1回叩いて復調してくれればといった感じでしょうか。

シリウスSは阪神20の初重賞でどのようなレース質になるのかわからないのであまり買いませんでした。これまでの阪神20の傾向が単調な前残りで17に近いレース質だったので、ある程度そういったレースを想定したのですが、今回はペースがあがったこともあったのか、根幹距離らしく差し比べとなりました。
勝ち馬はおそらくトップクラスに上がって来る馬なので特にコメントもないです。今後は大事に使って欲しいものです。

アロンダイトはやや重いタイプなので休み明けはこんなものでしょう。中央の瞬発力勝負だと勝ち馬相手ではかなわないのですが、地方であれば逆転の余地はあるでしょう。

札幌2歳Sは2歳馬には体力的に厳しいレースなので、様々な距離を経験している馬に有利です。ということで前走勝ちで勢いがあって短距離経験もある超人気薄の2頭を選びましたが4，5着でした。
特に本命にしたカレイジャスミンは厳しい流れを追いかけて失速しましたが、人気薄らしく後方から競馬してくれれば見せ場は作れたような内容だったのでちょっと残念でした。
このレースはかなり厳しいレースだったので、先行した馬の次走は積極的に狙って行った方がいいでしょう。

オリエンタルロックはすでに18を3回走っているのであまりいい臨戦過程ではないのですが、追い込みへの大胆な位置取り変更が効いた感じです。若手ジョッキーにはこういった大胆さを見習って欲しいものです。マンハッタンカフェ産駒は脚が遅いので洋芝の北海道以外ではあまり活躍の場がないので今後はちょっと苦戦しそうですが、ローカルを捲る形であればどこかで穴を出すでしょう。

サブジェクトはスローの18を1戦しか経験しておらずかなり危険な人気馬だったのですが、自分から動いての2着確保はかなりいい内容でした。ラップ的には朝日杯向きでしょうがしばらくは安定して走れるでしょう。

あまりクラシックには直結しそうにないレース質でしたが、上位5頭はローカルの穴で期待できそうです。